Part 2 攻略法
「応答問題」は、リスニングセクションで最も好きなパートです。
理由は単純。通勤電車の中でトレーニングするとき、
このパートだけは、問題集を見なくてもできるから(笑)
No. 11- No. 40の30問ありますので、
集中力がとぎれないよう工夫が必要です。
音声を聞きながら
「同時通訳(英日)」します。
「その状況をイメージする」ことを意識するといいでしょう。
会話を「聞く」のではなく「見る」という感じでしょうか。
場面が「見えた」ときは正解できると思います。
ところで、このPart 2の正解選択肢には
いろいろな「バリエーション」があります。
そこで、初心者が選びにくい
「変化球」パターンをまとめまてみました。
(1)「知りません」パターン
質問されたことに対して「知らない」「わからない」と
答えるパターンです。「質問したのだから答えるだろう」と
思っている初心者は惑わされます。
A: Why were so many people at the meeting?
B: I'm not sure.
A: When will we have a meeting?
B: I have no idea.
(2)「丸投げ」パターン
上記の「知りません」パターンと似ていますが、
他の人に振ってしまう。つまり「丸投げ」するパターンです。
A: Is anyone available to help me?
B: Why don't you ask John?
A: How do I operate this equipment?
B: You should talk to the supervisor.
(3)「調べる」パターン
上記の「知りません」パターンの進化形。
「わからない」ときは?そう、「調べる」のです!
「自分で調べなさいよ」もあります。
A: When shall we meet?
B: Let me check my schedule.
A: How do I turn on this light?
B: How about reading the manual?
(4)「そのうちわかる」パターン
これも「知りません」パターンの進化形。
「今はわからない」でも「まもなくわかりますよ」と。
A: Who is going to take over Ms. Johnson?
B: It'll be announced tomorrow.
A: Where will the company open a new store?
B: The board is now discussing it.
(5)「質問返し」パターン
提案に対して「~したらどうですか?」とか
「~はどうなの?」と聞き返すパターン。
「質問文」が「応答」になるわけですね。
A: Why don't we have lunch together?
B: Where are we eating?
A: Let's take a detour.
B: What's wrong with First Avenue?
(6)「第3の選択肢」パターン
「A、Bどっちにする?」という「選択疑問文」に対して
「実は、Cなの」とフェイントで答えるパターン。
真っ正直に「AかBか?」と待ちかまえていると聞き逃すかも。
A: Would you like some coffee or tea?
B: I'll have beer, please.
A: Are you leaving here on Monday or on Tuesday?
B: Actually, Wednesday sounds better.
これらのパターンは、毎回公開テストに出てますね。
★トレーニング方法★
問題演習で間違えたらどうするか?
2つのセリフを自分の口で再現(reproduction)します。
Q: Why don't us join us for shopping?
A: Where are you going?
顔を上げて、状況をイメージしながら声に出します。
こうすることで「音声」が「映像」に変化します。